昨年は新たな畑だけでやるつもりがこぼれタネから発芽していたのでなし崩し的に栽培しました。
粘土質と砂地の両方で品種は違えど同時にきゅうりを栽培した結果、
軍配は完全に粘土質に上がりました。
きゅうりに適した土質で検索してみると水捌けが良い土地に適していると出てきます。
そして酸性土壌を嫌うとも。
新たな畑は砂地で水捌けが良く肥料や苦土石灰も野菜には使っています。
にも関わらず水捌けの悪い粘土質で無肥料の方が育ちが良かったのはなぜなのか?
長年の土作りで肥料以上に土に栄養があったと思いたい・・・
とまぁ前置きが長くなりましたがきゅうりの様子です。
2株あります。
タネを3粒蒔きましてすべて発芽しました。
その中から生長が遅かった1株を間引きました。
その後の生長を見て最終的には1株にするつもりだったのですが、
多少の差はあるもののどちらもグングン大きくなっているのでどちらも残すことにしました。
狭い範囲に2株もあると蔓や葉っぱでごちゃごちゃになって管理が大変になるのですが、
昔から間引くのが苦手なので何だかんだ言い訳をして結局残してしまうのです・・・
花が咲いて実がなりかけています。
まだ小指の先程度ですが雨がしばらく続くとあっという間に大きくなります。
小さいからまだまだしばらくかかるだろうと油断していると、
知らぬ間にお化けきゅうりになっているので注意が必要です。
そして今年もまた予期せぬ事態に・・・
デコポンの木の近くなのですがこのすぐ右側で昨年まできゅうりを栽培していました。
昨年も豊作で雨でしばらく畑に行けない間にいくつかお化けきゅうりになってしまったのがありまして、
それを使って自家産のタネを取ろうと思いました。
それでそのきゅうりが腐って乾燥するまでデコポンの木の下に置いておいたんです。
でも他の作業が忙しくてそれを忘れてしまって気がついた時には跡形も無くなっていました・・・
どうやらその時に土に紛れ込んだタネが発芽したようです。
実は昨年にその隣で栽培していたきゅうりも同じように放置していたお化けきゅうりから発芽した株なのです。
勝手にタネが土に入って行って勝手に発芽するなんていかにも自然農法らしい現象ですな。
こういうのこそ自然農法に向いた生命力の強いタネだと思うので、
今年こそはちゃんとタネを取ろう思っています。



