ちょうど今くらいから実が赤く熟してくるはずです。
ところがうちの柿は早い時は7月くらいから赤くなり始め、
次々と落果して行きます。
今年は殺虫剤を撒いたからか9月くらいまでは何とか青いままでした。
しかし、9月を過ぎるとひとつまたひとつと実が赤くなり始めました。
仕方が無いので収穫して食べてみたのですが、
ちゃんと甘いのですがイマイチおいしくありません。
何か一味足らない感じです。
そして熟していくのが非常に早いです。
収穫した半数以上は食べる間もなく腐ってしまいました。
柿の実がこんなことになってしまう原因がカキノヘタムシガの幼虫、
いわゆるヘタムシです。
これが柿のヘタの中に入り込んで実とヘタが繋がっている部分を食い荒らします。
そうすると柿は早く種を残そうとして熟してしまうのです。
ヘタムシのせいで真夏に柿を食うはめになってしまいました。
でも今までならピンポン球ほどの大きさでほとんど落果してしまってたことを思えば、
大いなる進歩ではあります。
しかし、来年こそはちゃんと旬の時期に赤くなるように手を打つつもりです。
まだまだ巨木過ぎるのでもっと大胆に剪定しようと思ってます。
そしてこれでもかと殺虫剤を撒いて今度こそヘタムシに引導を渡してやります。
ヘタムシとの闘いに決着を付けて、
その後はあくまで自然農法で果物を育てたいです。

