そこら中からもの凄いペースで生えまくって伸びまくって、
どれだけ刈っても追いつきません。
野菜もこのくらい生育すればいいのに...
そんな中、ロクでもない実験のために栽培していた大根をすべて収穫することにしました。
これが昨日の大根の様子です。
葉っぱが虫食いだらけで酷い有様です。
右側が時無し大根で左側がかいわれ大根です。
時無しが白首でかいわれが青首でした。
どちらも発芽率は高くて新芽を鳥にやられなかったので、
種の蒔き直しはほとんどしてません。
でもある程度生長して葉っぱを広げたら虫の餌食になりました。
鳥と虫との闘いが今後のテーマとなりそうです。
まずは時無し大根はこんな感じです。
明らかに大根としては貧弱です。
白首なので地中深くに伸びていくはずですが竹の地下茎が邪魔しているはずです。
どうなっているのでしょう?
ということでスコップで掘ってみました。
ところがこれが当然のことながら地下茎が邪魔してスコップが入っていきません。
浅くしか掘れずに結局は引っこ抜くしかありませんでした。
そしてこれが全収穫量です。
土の中でグニャグニャと曲がっているのでしょう、
引っこ抜くと途中で折れてしまいます。
折れずに抜けたものは先っぽがひん曲がっています。
次はかいわれ大根の様子です。
一見するとこちらの方が葉っぱをより大きく広げて元気な感じがします。
でもやはり貧弱で細いです。
こちらは青首なので地中へ伸びれなければ上へ伸びることを期待してました。
こちらもやはり地下茎が邪魔でうまく掘れずに引っこ抜きました。
白首よりも細いのが多いですね。
真ん中のが一番太いんですが途中から細いのが枝分かれしてます。
いびつな形ですね。
かいわれ大根をそのまま生長させると青首大根になることがわかりました。
家に持ち帰って早速大根おろしにしてみました。
これがもう水分がとても少なくて辛くて全然おいしくないんです。
はっきり言って食えたものではありませんでした。
せっかく栽培したのですがほとんどを捨てることになってしまいました。
究極の悪条件の中、どんな生育具合になるのか実験してみましたが、
当初から予想していたままの結果となりました。
やはり根菜類は地中に障害物があるとうまく生長できないようです。
それに仮に大きく生長したとしてもグニャグニャと曲がってしまって、
掘り出すときに折れてしまいます。
上に伸びてくれることを期待していたのですが、
大根ってのはあくまで地中へ伸びたがるんですね。
不耕起栽培というのは万能ではないようです。
この実験だけで大根栽培を終わらせるつもりはありません。
既に新たな大根の種をもう購入してあります。
次は世界一巨大な大根の栽培に挑戦します。



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