猛暑の中では体の動きが鈍くなってしまって作業のペースが上がりません。
いったいいつまで続くのやら...
竹を伐採したことで日当たりがよくなって風通しもよくなると、
いろんなことが果樹にも起こり始めました。
まずは9月1日の柿の様子です。
前回とほとんど大きさは変わっていません。
やはり実の量が多いのでしょうか?
あえて全部摘果したらもっと生長したでしょうか?
でもせっかくついている実を摘んでしまうのはどうも苦手です。
実はこんな感じです。
老木の柿の方なら7月くらいには赤くなり始めて8月にはすべて落ちてしまいます。
でも一昨年に植えたこの柿についた実は9月に入ってもまだ青いままです。
ヘタムシの被害は完全に抑えることができました。
7つ実がついています。
まだ木が小さいのに実が多いかもしれませんがこのまま成熟させます。
観察していたら葉っぱがやたらと齧られているのに気がつきました。
そして葉っぱの裏側を見てみたらこの有様でした。
見たことも無い毛虫がついています。
この毛虫が数十匹くらい他の葉っぱにもウジャウジャついていて葉っぱを食べていました。
大慌てで片っ端から駆除しました。
まだまだ小さい株で葉っぱの数も少ないので短時間で処置できましたが、
これがそこそこの大きさだったらと思うとゾッとします。
次は桃の様子です。
これは前回よりは少し大きくなりました。
でもこれもよく見ると葉っぱが変形していたり枯れていたりしている部分があります。
どうやら毛虫が繭を作っているようです。
これも片っ端から駆除しました。
基本放置なのでどうしても対処が後手後手になってしまいます。
そして最後にイチジクの様子です。
たくさん実をつけていますが前回よりもさらに大きく生長しています。
イチジクは鳥や虫の被害がほとんどありません。
甘くて柔らかい実がついているのですがなぜ食べに来ないんでしょうか?
イチジクにはそういうのを寄せ付けない何かがあるのでしょうか?
枝のそこかしこに実がたくさんついています。
いい色して美味しそうですねぇ。
もう既に何度も収穫して完熟した実を堪能しております。
実が同時に成熟するのではなくて順番に熟していきます。
なので大量にまとめて収穫する必要がありません。
その日家族で食べるのにちょうどいいくらいの量を収穫すると、
2〜3日後にまた同じくらいの数が成熟しています。
これはとても便利ですね。
そして店で売っているのよりも明らかに甘くて美味しいです。
やはり樹上で十分に完熟させた実に勝るものはありません。
これを味わうために自分で栽培しているのです。
果樹の周囲も草だらけになっていたのですが、
毎日せっせと草を刈って果樹の株元に敷いてきました。
これが緑肥となってくれることを期待しています。
それにしても、次から次へと新たな害虫が荒らしに来てくれます。
あんまり農薬は使いたくないんですがねぇ...
何とか手で取り除けるものなら殺虫剤は使わないようにしてます。
果実を得るためには避けては通れない自然との戦いなんでしょうか...



この幼虫、ウチのブルーベリーに付いてたのと同じのです。
イラガの幼虫だと思いますよ。
刺されると激痛なので、気を付けてくださいね。
イラガですか。
写真を撮ろうと素手で近づいた時に見つけたので、
最初の1匹は少し素手で触ってしまったかもしれません。
でも特に何も起こりませんでした。
運良く毒針には触れなかったようです。
その後は手袋をはめて片っ端から潰しました。