昔からずっと畑に植わっている柿や甘夏以外にも私が植えました。
2008年の年末に3本植えて2010年の春に6本植えました。
今年はさらに3本植えて完成となるはずでした。
でも一昨年に植えた6本の内、さくらんぼが枯れてしまいました。
なので今年は4本を植える予定でいます。
何にしようかと考えているのですが、
植える場所が無いとどうしようもありません。
ということで年明けから穴掘りを始めました。

手前の草の生えていない部分が穴を掘って埋め戻したところです。
そこからさらに奥も同じようにしてあって、
一番奥が作業中の状態です。
3メートル間隔に3つ穴を掘りました。
開墾用に購入した鍬とツルハシが左右についている十字鍬というのを使っていたんですが、
刃がボロボロになってしまってとうとう柄が折れてしまいました。
なのでタケノコ掘り用の鍬を使って掘っています。
こっちの鍬もそろそろ駄目っぽい感じです。
何しろ石がたくさん埋まっているので刃先がすぐに丸くなってくるんです。
ただいま作業中の穴はこんな感じです。

鍬でぶった切った地下茎にタケノコも見えています。
竹の根っこ以外にも雑草の根っこも地表付近にたくさん伸びています。
地表付近の土は雑草の根っこに砕かれて結構軟らかくなっています。
深いところは粘土そのものでとても硬いです。
地下茎と石が邪魔をしてとても掘り辛いです。
鍬で地下茎を切って手で掴んで腕力で引っ張り出します。
お陰で若い頃よりも筋骨隆々になってきています。
わずか半径80〜100pの円周の範囲にこんなに地下茎が埋まっています。

まぁ20年も放置してたわけなので古くて枯れたのからまだ新しくて生きてる地下茎までぎっしりと埋まっています。
こんなのが埋まったままでは果樹の根っこが伸びていけないので取り除くしかありません。
重機を使えば大雑把に地下茎を掘り出すことはできるかもしれませんが、
石も含めてキチンと取り除くには結局手作業になるはずです。
なので地道にやっていくしかないんです。
それにしても、地下茎ってのは本当にしぶといです。
竹を切ってしまっても地下茎を切ってしまっても、
土の中に30pくらい残っていれば新たに地下茎を枝分かれさせて増えていくそうです。

これは地下茎の先端です。
鋭く尖っています。
これが凄まじいスピードで四方八方に枝分かれしながら伸びていくわけです。
でも地上部を切り続ければいずれは栄養が尽きて枯れてしまいます。
それまでの持久戦なのです。
どの果物にしようかいろいろ検討しているんですが、
なかなか決断ができないでいます。
どうせならあまり店頭で見かけないものにしたいとは思っています。
そうやっていろいろと想像するのが楽しいんですけどね。



【関連する記事】
こちらは雪が降っても積もらずにすぐに融けてしまいます。
真冬でも普通に作業はできます。
いつも種蒔きが遅れ気味なので、
今年は来月早々にも始めようかと思っています。