野菜栽培を始めながら少しずつスペースを広げてきました。
まだ竹を伐採したばかりで地下茎や切り株がしっかりしていて作業は困難を極めました。
でも今年は以前に比べればペースが上がってきました。
過酷な作業によって体力や筋力がパワーアップしたこともありますし、
だんたんと地下茎や切り株が朽ちてきていることも大きいです。
第3スペースは既に完了しておりまして、
今月から第4スペースを開墾しておりました。
それではこれが第4スペースの様子です。

2m×2mくらいの狭いスペースです。
この場所の竹を伐採してから3年くらいは経っていますので、
やはりかなり朽ちてきていて今までで一番掘り進めやすかったです。
今回も大量の地下茎が出てきました。

まぁ本当にぎっしりと埋まっていました。
朽ちてきているとは言ってもまだまだ硬くて石が埋まっているのも同然です。
そう言えば今回も石がたくさん埋まっていました。
これから先は深く掘り返したりはしないつもりなので、
できるだけこまめに石を取り除きました。
何しろ一番大変なのは切り株です。

こんなのがガッチリと土の中に根を下ろしているのですから堪りません。
恐るべき相手でした。
粘土質の硬い土なのでただ掘るだけでも結構大変なのです。

まぁだいたい30〜50cmくらいの深さでしょうか。
たったこの程度の深さでもかなりの重労働です。

これは土の層の断面です。
この黄色っぽいところが粘土そのものです。
この土をどうにかしていくのが今後のテーマです。
ということで土をならして平らにしておきました。

これで開墾完了となりました。
野菜栽培に使う範囲で開墾が完了しているのはまだ半分だけです。
今年はまだ開墾していない場所でスイカや白ナスなどを栽培しました。
豆や果実タイプの野菜ならタネを蒔く位置にさえ地下茎や切り株が無ければ栽培が可能なので、
開墾をしなくてもやって行けるのではないかと考えました。
なので残りの場所はこのままにしておく決断をしました。
ということでこれにて開墾を終了します。




【関連する記事】
粘土質の土を改善するには麦がお勧めです。
ちなみに全体でどれ位の広さになりましたか?
自然農でも、開墾した最初の1−2年は
燻炭や堆肥を入れて、生物が住みやすくした方が
良いと、最近読んでいる本に書いてありました。
「竹内孝功著 これならできる!自然菜園」です。
土の改善のための準備は既に整っております。
うちの畑の土地はおおむね150坪ほどでして、
野菜用に使うのはその3分の1程度です。
なので開墾したのはさらにその半分ですね。
しばらくは土作りに専念することになりますので、
いろいろと策を練っております。
今後も行き当たりばったりの手探り体当たりでやって行きます。
これからは本格的な土作りを心置きなくできます。
開墾、おつかれさまでした。
土作り頑張ってくださいね〜。
この、開墾した場所というのは、
他から竹の地下茎が入ってこないように、囲ってしまったりするのですか?
ありがとうございます。
まだまだ先は長いです。
野菜を栽培するゾーンと竹林との間に果樹を栽培するゾーンがあります。
なので開墾した場所までは竹の地下茎は届きません。
でも果樹を保護するために定期的に竹林の周囲の地下茎を寸断する必要はあるでしょうね。