せっかく実がなってもカキノヘタムシにやられて早熟で落ちてしまったり、
実をごっそり泥棒に盗まれてしまったり、
実をすべて鳥に突かれて穴だらけにされてしまったり...
とりあえずこれが柿の様子です。

手前が5年目の富有で奥の2本が樹齢40年以上の老木の柿です。
当初は30年くらいだと思っていたんですが、
うちの親に確認してみるとどうやら私の年齢よりも上のようです。
一昨年はいい感じの実がなったものの鳥にやられてしまいました。
昨年は1mの高さで伐採したのが影響したのかいくつか実はなったのですがすべて落ちてしまいました。
今年も僅かしか実がならなかった上にこんなことに...

右側の木にたったの4つだけ実がなったのですが途中で腐敗して落ちてしまいました。
ヘタムシ対策として農薬は散布してあるんですがダメでした。
左側の木には花は咲いたものの実はなりませんでした。
やはりもう樹齢からして収穫は無理なのだろうかと判断して完全伐採を決断しかかったのですが、
ネットで調べてみると樹齢100年でも収穫できてたりするんですね。
冬に50cmの高さで伐採して今度こそ最後の最後のチャレンジをしてみます。
そしてこれが富有です。

いまだに木が低いままです。
でも今年は生長してきている実感はあります。
そしてもの凄い数の実がなりました。

近い位置に4つも実がなっているんです。
その重さで枝が垂れ下がってしまってます。
これでは木の生長にも悪影響が出てくると思われるので摘果することにしました。
これがもう何度やっても慣れません。
せっかくなっている実を青いまま採ってしまうのが嫌で嫌で仕方がありません。
うめき声を上げながら身を裂かれる思いで摘果していきました。
これがまた結構な数なんです。

26個も摘果しました。
これで混み合っているところは1個ずつに減らしていい感じになったのですが、
トータルでまだ20個も残っているんです。
見た目としてはこんなものかなと思うんですが、
まだまだ木が小さいのに20個もならしたら多過ぎますよね?
でもどうしてもこれ以上は手が出せずに作業を終えました...
このままじゃまた樹勢を弱くしてしまいかねない...
木の生長ためにはやらなきゃならないのは重々承知しているんですが...
もっと精神的にタフになりたい...




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柿の花が咲く木をお持ちで実を期待するなら初冬に落ち葉を集めての焼却と冬季に幹の粗皮を草掻きで剥ぎ取って焼却すると「翌年はキット良い結果」が得られると思います。
柿の木の幹の皮を剥くのは聞いたことがあります。
落ち葉にもヘタムシが潜んでいるんですね。
やれることはすべてやってみようと思います。