イチジクは収穫に関してはそこそこ順調にきているのですが、
これまで結構いろんなことがありました。
まだ苗が小さかった頃に隣の農家がトラクターの操作を誤って枝を1本折られてしまったり、
木が大きくなってきてしっかり根付いたと判断して支柱を外したら台風で倒れてしまったり、
竹林に近い場所なので地下茎が株元まで侵入してきてしまってそれを取り除くためにイチジクの根っこまで切らざるを得なかったり...
それでも毎年ちゃんと収穫できているのですから凄い生命力です。
それではそんなイチジクの様子です。
冬にバッサリと剪定したんですが元通りに生長しました。
毎回ここまで切ってしまって大丈夫だろうかと不安になるんですが、
春になるとグングンと生長していきます。
今年は樹形にこだわりましてあることをしてみました。
枝に紐がくくりつけてあります。
枝同士を紐で結んで引っ張って上向きになるようにしているんです。
お陰で例年に比べて木に近づきやすくなりました。
そしてこの熟した実を収穫しました。
ですが今年は鳥による被害が多いです。
梅雨明け直前くらいに1個だけ収穫したのですがそれも鳥にやられたからなんです。
その後も何度も収穫直前くらいの実を次々にやられてしまいました。
イチジクはなぜかずっと鳥による被害は少なかったのですが、
今年になって急にやられまくりです。
お陰ですっかり野鳥が大嫌いになってしまいました。
特にカラスを見るたびに殺意が沸きます。
それとこんな問題も発生していまして...
おそらくカミキリムシの幼虫が木を食い荒らしているんでしょうね。
一昨年くらいからこんな状態が続いています。
イチジクに関してはまだ農薬は使ったことがありません。
何か手を打った方がいいのかもしれませんが普通に収穫できているのでそのままにしてきました。
どうしたものかと手をこまねいている次第です...
とは言え昨年に比べれば今年は順調そのものですね。
昨年は異常気象だったのか夏果が収穫できたのは9月に入ってからでした。
今年は初夏からたくさん実がなっています。
これから秋までの間に次々に巨大な実に膨らんでいくはずです。
今年は夏の味覚を堪能できそうです。
今年は鳥だけではなくて虫の攻撃も凄まじかったんです。
農薬を使っていないので1匹ずつ手で捕まえて潰していくしかないんです。
麦刈りで忙しい中、毎日時間を取られて大変でした。
畑をやっていくというのはこういった敵との戦いの日々でもあります。
敵が敵とならないようにうまくやっていくのが自然農法ではありますが、
まだまだそこまでへの道のりは困難を極めそうですね。
2013年07月17日
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