うちの畑は4つのゾーンに分かれています。
一番奥がタケノコゾーンの竹林、
真ん中が果樹ゾーン、
農道の手前が野菜ゾーン、
そしてその右手の中途半端な広さの場所が山菜ゾーンなんです。
野菜に関しては完全無農薬無肥料でやっていますが、
果樹に関しては農薬も肥料も使っています。
じゃあその中間の有機農法を山菜ゾーンでやってみることにしました。
とりあえず山菜ゾーンの様子です。
支柱を立てて栽培スペースを分けています。
2m×4mと2m×5mの2面だけです。
ここは畑を初めて一番最後に手を付けた場所でして、
毎年雑草ボウボウのまま放置してきた場所でもあります。
イチゴの栽培を始めたものの雑草刈りが追いつかずにすべて枯らしてしまったこともあります。
山菜とは言ってもいわゆる山菜限定ではなくて多年草専用のゾーンということなんです。
アスパラとかネギとかニラとかを予定していました。
もっと早くに始めるつもりだったのですが他の作業が忙しくて手が付けれませんでした。
ということでまずは穴掘りから始めました。
奥のスペースの半分を掘りました。
これがかなりしんどい作業でして・・・
ここしばらく力仕事はしていなかったのでかなりこたえました。
すっかり体がなまっていますね。
また鍛え直さねば・・・
掘り辛い要因はこれです。
雑草で土が砕かれていることを期待していたのですが、
やわらかいのは地表から5cmくらいだけでして、
ちょっと深く掘るとまだまだ硬い粘土質のままでした。
粘土の固まりがゴロゴロ出てきます・・・
地層はこんな感じです。
40cmくらいの深さまで掘りました。
雑草の根っこが10cmくらいのところまでしか行けていません。
うちの畑の土地の過酷さを物語っています・・・
モグラの穴もありますね。
有機農法とは言いましてもいわゆる有機肥料を使うわけではありません。
あくまで土に栄養を与える手法で行きます。
まずはこれです。
雑草をたっぷりと敷きました。
うちの畑はヨモギが大量に自生していてとても厄介なんです。
ヨモギは地面に敷いただけでは茎からも根が生えてきてすぐに復活どころか増殖を始めます。
なので一番下に敷いてやりました。
その他雑草も敷きまくりました。
そしてその上に隠れる程度に土を戻しました。
硬い粘土質のを先に入れました。
掘ってから2日後なんですがもう石みたいにカチカチに乾いて固まっていまして・・・
先が思いやられますね・・・
次はこれを敷いてみました。
木の枝です。
主に果樹を剪定した時の枝です。
他にも畑の周囲の雑木の枝も入れています。
徐々に朽ちて行って徐々に肥料効果が出てくるのを期待しています。
そしてまた土を戻しました。
硬い粘土も混じっていますが掘った時に感じたのよりは案外砕けていました。
これで終わりではありません。
さらに上に雑草を敷きました。
こんなしんどい作業を毎年のように繰り返してはいられませんので、
可能な限りたっぷりと仕込んでおくことにしました。
今度はタネで増えるタイプの普通の雑草が中心です。
最後に土をすべて戻して完了しました。
でもこのスペースの半分だけです。
まだもう半分が残っています。
半分だけで10日以上かかってしまいました・・・
でも少しは作業に体が慣れてきたのでもっとペースを上げれそうです。
まだもう1面残っていますしそっちの方が広いですし、
まだそっちは金属片やガラスの取り除きが終わっていませんし・・・
すべての作業が終わって山菜ゾーンが完成するまで、
あとどのくらいかかるのか気が遠くなりそうです・・・
年内には終わらせたいのですがどうなることやら・・・
でも何が何でもやり遂げます!
2016年10月27日
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金属やガラス片の取り除きは大変ですね。私は金網を通して小石などを取り除きました。
木の葉なども入れましたが3年も経つと流石に土に替わっていました。
初めての経験で何もかもが愉快に思われて、いや楽しいのなんのもう病みつきですよ。また読ませてください。では。
金網のザルを使って地道に取り除いています。
でも土が硬いので土がなかなかザルを通ってくれません。
なので結局手でつまんで取り除くことの方が多いです。
うちの畑の環境は苛酷過ぎて単純に楽しいとはなりませんね。
まさに苦行ですわ。
でもそれを乗り越えた先に楽しいことが待っていると信じて日々戦っております。
自然農法というブログに惹かれてやってきました
しかし、間違っていると思います
自然の世界では、生の草が土の中に入るということは、ほとんどありません
土の良い条件は、温かく、柔らかく、水はけ、水持ちの良い土ということですので
そのためには、草の残渣のみではなく、麦などの根の生える物をせっせと蒔いて、畑にすき込んでいく方法が良いと思います
もちろん、枯れて、ほとんど形がなくなるまで待ってからです 一年ぐらい。
待つのがいやな人は、早く土になるように、水をかけたりして、毎日毎日かき混ぜることです
詳しくは、誰かのブログを見れば出てくるかもしれません
私が、畑を始めた頃、生の草を入れ、土をかぶせ、その上に野菜の苗など植えてみましたが、虫だらけで、全然駄目でした
その後、生は駄目と知りました
草を山積みにして下の方から使っていけば良いと思います
畑は、広そうですので、やはり、かき混ぜた方が早いですね 体力を使いますが。
今年から、林檎をやってみようと、覗いてみましたがー
どうぞ、これから、上手くいきますように!
陰ながら、お祈りしております
因みに、自然栽培の全国普及会に、入っています
それに入ると、自然栽培のあれこれがわかっていいですよ〜
ただ、家庭菜園しかやっていないのに、偉そうに、失礼いたしました
でも、本当に、自然栽培をなさる方が増えることを心から願っております
宜しくお願いいたします
ええ、なのでこの記事のタイトルで有機農法と書かせていただきました。
野菜を栽培しているスペースでは草を土にすき込んだりはしていません。
その隣のこの写真の場所でだけ有機物を埋め込んで土の栄養にするやり方を始めました。
埋め込んだのが朽ちるまでかなりかかるでしょうね。
雑草をコンポストにするのも検討はしていますが、
あまり気乗りがしません。
有機農法とは言っても基本的にはこれまでと大差ないやり方で行くことになると思います。
デタラメなことばかりの内容なので、
あまり参考にはならないでしょうね・・・
でも10年かけて実体験で自然栽培を学んできました。
春から本格的な栽培に取り組みます。