それと同時にせっかくなった実を台無しにされてしまっていました。
一昨年は鳥に突かれまくり、昨年はタヌキに齧られまくり・・・
鳥から防御しようと上に網を張ったら今度は下からタヌキに・・・
こういうのをイタチごっこと言うのでしょうね。
さぁ今年はどうなったのでしょうか?
とりあえず、桃の様子です。

枝がグングン伸びていましてまた大木になろうとしています。
冬にバッサリと剪定したのですがねぇ・・・
ただまぁ強剪定するとかえって木ばかりが伸びて実がならなくなると聞いたことがあります。
でもうちの桃は実も大量になるんですよ。
木の高い部分には実がなっていないので、
真ん中くらいから地面までを覆うようにネットを張りました。
これによって鳥とタヌキからは防御できたようです。
今年もいい感じの実がなりました。

今年は例年とは違う袋を掛けました。
これまでは底に隙間の無いタイプの袋だったのですが、
今回のは桃が袋に収まらないくらいに大きくなると底が自然と開きます。
この袋は枝に取り付けやすいように切れ込みも入っている優れものです。
でもそれが弱点でもありまして・・・
こんな状態になってしまった実もいくつもありました・・

これは鳥に突かれたのではなさそうです。
今回は虫にやられました・・・
完熟した実にカナブンがたかっていました。
袋が隙間だらけなので容易に虫が入り込めます。
ツルツルの紙なのであれなら鳥が突いても虫が噛んでも滑ってしまうと思うのですが、
底が開いて丸出しになってしまうと無防備この上ないですからね・・・
すべて同時に完熟してくれると収穫しやすいのですが、
タイミングがまちまちなんですよ・・・

まだ全然青い実も残っています。
これはさすがに収穫できませんのでそのままにしておきました。
一度に大量に完熟すると食べるのが大変ですが、
完熟したものから徐々に収穫して食べる方が自家消費には都合がいいですよね。
でもこの完熟のタイミングを見極めるのが難しいんです。
長年やっているのにいまだにこれでは情けないですね・・・
ということで収穫しました。

大きさはまちまちですね。
手前のいくつかは大きさといい色といい完璧ですよね。
奥の3つは虫にやられて半分腐っていますが例年に比べると被害は少なかったです。
ただ数が少ないと思いませんか?
じつはもう何度も収穫と言いますか落ちた実を拾って食べているんです。
雨が降ったり強風が吹いたりすると結構落ちるんです。
大きくなった実はしっかりと甘くてとてもおいしかったです。
小さいのも若干味が薄いもののほんのりとした甘さでおいしかったです。
摘蕾や摘果をもっとしっかりとすべきだったようです。
収穫数を減らしてでもすべての実が大きくなるようにすべきですね。
自分では毎回きっちりとやっているつもりでもまだ足らないようです。
でもあまりに大量に摘んでしまうのはどうにも不安なんですよ。
その不安に打ち勝てるかどうかがさらなるレベルアップへのハードルのようですね。



