12月下旬から正月三が日は大掃除や正月ということもあって畑には行っていませんでした。
でも4日からは通常通りに作業を開始します。
そんな中、甘夏を収穫しました。
とりあえず甘夏の様子です。
長年かかってやっと理想的な樹形になってきました。
まだまだですがこの畑に取り掛かった頃を思えば大進歩です。
当時は木がこの3倍くらいの高さでして、
温州みかん程度の大きさの実が大量になっていました。
酸っぱいだけの全然おいしくない味でした。
今年は例年以上にキッチリと世話をしたのでかなり順調だったと思います。
いい感じの実がなりました。
ここ数年しっかりと剪定してきたからか実のなる数がだいぶ減りました。
しっかりと摘果するつもりだったのですが実際は3つくらいしか取りませんでした。
でも収穫の段になってよく見てみるともう少し減らしても良かったかなとも思えますね。
ということで収穫しました。
36個あります。
例年の3分の1くらいです。
一昨年に6個なんて年もありましたがほとんどの年で100個超が普通でしたので、
やっとちょうどいいくらいの数になったなという感じです。
そして例年よりも明らかに大きいのが多いです。
甘夏としてのマックスサイスのが大半であると思われます。
長年試行錯誤してきましたが初めて成功と言えます。
収穫したその日に食べてみました。
甘夏としてはかなりのおいしさだとは思います。
ただまぁ甘さはかなり控えめですので今時の柑橘と比べるとそもそも大しておいしくはありません。
まだ日本が貧しかった頃はこの程度の甘さでもかなりおいしかったのだと思われます。
なのでそういう時代に育った年寄りが好むような味なのです。
うちの親は喜んで食べていました。
今年も昨年同様に土作りを優先しつつ野菜栽培も可能な範囲で行っていく予定です。
また新たに変わった品種を見つけて栽培にチャレンジというのはまだ先にことになりそうです。
とにかく自然農法が可能な土の状態にしないと何もスタートできないと考えています。
かなり過酷な作業が続くことになるでしょうがやり切るしか道はありません。
今が正念場なのでとにかくやるだけです。
ということで今年もよろしくお願い申し上げます。



