毎度のことなんですが本当に事前に思っているようにはなかなか進まないものですね・・・
今日も雨なので久しぶりに記事を入力することができました。
とりあえず、晩白柚の様子です。
実の重みで枝が垂れ下がってきて変な樹形になってしまっています。
この苗はデコポンなどと一緒に6本まとめて購入した中のひとつなのですが、
その中でも際立って色艶も良くていかにも優良な苗という感じでした。
実際その通りでして3年目で初収穫できました。
まだろくに農薬も使わず肥料も与えていなかったのにです。
よほど強健な品種なのでしょうね。
ただまぁ初期の頃は味はイマイチだったように記憶しています。
やはりしっかりと施肥をするようになってからだんだんと味が向上してきた感じです。
今年もしっかりと実がなりました。
どのくらいの数をならせるのが適正なのか毎年悩むのですが、
品質の向上を見込んでここ何年かで少しずつ減らしてきています。
昨シーズンは1ダースということにしましたが今シーズンは10個にしました。
ただまぁ摘果が難しくてどれを残すのかで毎年もの凄く迷います。
基本的には小さいのや混み合っているところを間引くわけですが、
これが毎度毎度微妙な大きさや位置関係で決断するのがとても難しいのです。
取ってしまった後になってやっぱり残すべきだったとか・・・
今回もいつくもそんなのがありました。
と言うことで収穫しました。
写真には9個しかありませんが、
この撮影の2週間くらい前に1個落ちてしまいまして既に拾っています。
ハサミと比べていただくとその大きさがわかっていただけるかと思います。
左端のはこれまでで最大級の大きさです。
やはり数を減らしたことで全体的にも大きめのが多くなりました。
ただ摘果に失敗して右端のような小ぶりなのも混ざってしまいました。
どれを残すかで悩んでいる間に日が暮れてきてしまって、
薄暗い中で慌てて切ったら間違えて大きいのを切ってしまって小さいのが残ってしまいました。
長年やっててまだこんなアフォなことをやらかすとかもうね・・・
これを撮影したのは3月中旬でして、
もう既に食べ始めています。
今シーズンは台風がほとんど来なかったのと暖冬だったこともあって、
落果が少なくて長く木にならせておけました。
なので樹上でだいぶ完熟が進んだのではと思っていたのですが、
食べてみるとまだ結構妙な酸味が残っている感じもしました。
かなりの味の向上を見込んでいたのですが今のところは期待していたような効果は感じられません。
しばらく追熟させたのを食べてみてから判断するつもりです。



