子供の頃から自然と戯れるのが大好きでいつも野山を駆け回って育ちました。
そしていつからか漠然とですが自給自足のような生活に憧れていました。
とりあえず何か栽培してみたいと思った時に、
昔、畑として使っていた土地が放置してあることを思い出しました。
かつては野菜や果物をいろいろと栽培していたのですが、
隣の農家が植えた孟宗竹がうちの畑に侵入してきて、
なす術が無いまま地下茎が張り巡らされてしまって使い物にならなくなりました。
それから20年以上の間、かろうじて生き残った果物を収穫したり、
タケノコを掘ったりする程度でほとんど放置してきました。
そして2年前から全面竹林と化してしまった土地をかつての畑に戻し、
自然農法にチャレンジするための闘いが始まったのでした。