ご無沙汰しておりました。
約ひと月半振りの更新です。
梅雨の間も雑草が伸び続けるので刈っても刈っても追いつかなくてですね・・・
ただひたすら草刈りばかりしていたらいつの間にやら7月に入ってしまいました。
そして梅雨が明けたと同時に凄まじい猛暑で参っています・・・
そんな中、ニンニクの収穫時期がやってきました。
とりあえず、ニンニク栽培スペースの様子です。

雑草だらけですがどれだかわかりますでしょうか?
全部刈ってもひと月かからずにこの状態になってしまいます。
黒豆を栽培するスペースの草刈りを優先していたのでこちらは放置せざるを得ませんでした。
ジャンボニンニクと赤丸ニンニクをここで栽培しています。

地上部が枯れかけています。
この状態がが収穫の合図です。
全部で6株あるはずなのですが2株しか確認できません。
トウ立ちしたのはこの2株だけでした。
ということで収穫してみました。

左のがさきほどの2株で右のは地上部が完全に枯れて無くなっていました。
場所はわかるのでそこを掘ってみたら出てきました。
今回のもジャンボというほどは大きくありませんねぇ・・・
それにトウ立ちしなかった株は鱗片に分かれてすらいませんし・・・
また今回も失敗かなと・・・
このままではまた収穫したのをすべてタネにするしかなくなってしまうのですが、
今回はひと味違います。
とりあえずこれをご覧ください。

毎回この小さなタネのようなのがいくつも発生します。
今回もこれだけ取れました。
これも食べれますしタネとして使うこともできます。
ただタネとして埋めても収穫サイズになるまでには何年もかかるようです。
ほとんどは一緒に掘り出して取り除いているのですが、
どうやらいくつか土の中に紛れ込んでしまうことがあるようでして・・・
そのこぼれタネから発生してきたのがこれです。

雑草が生い茂る中に2株立っているのがわかりますでしょうか?
この場所はさきほどのニンニク栽培スペースとは違うスペースです。
農道沿いの一番最初に野菜栽培を始めた場所です。
ここでニンニクを栽培していた頃に発生したあの小さなタネが、
何年もかかってここまで大きくなりました。
実は数年前からニンニクらしき葉っぱがいくつも生えてきているのは気がついておりました。
でもトウ立ちまでは行かずに枯れてしまうので場所がわからなくなって収穫できずにいました。
今回それを初めて収穫することができました。

少し離れたところにも1株確認できましたので全部で3株です。
真ん中のが一番大きいですね。
さきほどのニンニク栽培スペースで栽培したのよりも少し大きいです。
そして3つとも鱗片に解体してみました。

上と下とで何か違うように見ませんか?
上のは明らかにジャンボニンニクの鱗片です。
それと比べて下のは形が少し違いますし色も白いですね。
これはおそらくホワイト六片ではないかと思われます。
2011年の秋から2012の夏までこの場所で栽培をしていました。
4年前のこぼれタネがここまで大きくなったんですね・・・
何だかとても感慨深いです・・・
しかもジャンボニンニクに匹敵するような大株に・・・
六片じゃなくて五片なのが残念ですが・・・
今回はそこそこ収穫できたのでやっと食用に回せそうです。
ここ数年は毎回すべてを次回のタネにせざるを得なくて、
何のために栽培しているのかわからなくなっていました。
久しぶりに自家産のニンニクを食べることができます。
それと赤丸ニンニクもいくつかあるはずなのですが、
こちらも地上部が枯れて無くなってしまって紛失状態です・・・
本来の収穫時期をひと月も過ぎてしまっているので当然といえば当然です。
埋めた位置はだいたい把握していますので草刈り後に掘り出す予定です。
ニンニクの収穫をしていて感じたのですがまだまだ土が全然硬いです・・・
あれだけ大量に雑草を敷いてもまだこの程度とは・・・
麦の栽培で硬い土を砕いたつもりだったのですが現実は厳しいです・・・
でも耕したり雑草をすき込んだりしたら団粒構造の土にはなりません。
今後は雑草の根っこをもっと活用するやり方に転換していくことになりそうです。
とにかく今は畑の整備を急がねば・・・